「常識」ってそんなに大事なのか?
こんばんは。
ヤギ平です。
最近感じていることなんですが、
「常識」ってそんなに大事なんですかね?
常識といっても「今までの常識」
それは「これから」も通じるんですかね?
大切にするべき常識もあると思います。
たとえば過去からの「知恵」ってやつ。
味噌、漬物とかの発酵食品は素晴らしいものだと思います。
保存期間も延びるし、味も良くなる。
知人に藍染をしている家族がいます。
藍染も素晴らしい知恵だと思います。
ステキな色やし、殺菌効果もあったり。
また季節を感じたりすることも出来ますよね。
ここからは題にあるような「常識」について。
会社に属しているとよく感じます。
「昔の当たり前」ってやつ。
最近はそれを聞くと笑いすら出てしまう始末。
- 詰める(叱る、なじる)ことが愛だと勘違いしている
- 仕事終わり上司に誘われたら、即答で「行きます!」
- 自分の知識をひけらかして、自分の価値観が正しいと押し付ける
などなど
考えてみればいくつも出てくると思います。
うなづくこともあれば、自分の会社独自の文化なんてのもあります。
だから一概には言えないですけどね。
全て一理あることも分かります。
でも詰めるだけは愛ではなく、相手のことを全く考えていないだけ。
お互いに信頼関係があって初めて叱られる時に心に響くんじゃないでしょうか。
どうでもいい上司に指導されても、耳に入ってこないですよね。
仕事終わりに飲み会に行くことだけがコミュニケーションを円滑にする手段なんだろうか。
それ以外にお互いの信頼関係を深める場はないんだろうか。
家族のもとに帰りたいという気持ちはどうでもいいのか。
それがもとで家族の関係が悪くなった際に上司にどれだけの対応が出来るのか。
自分の価値観を押し付けるのは、ただの迷惑ですw
お互いの価値観をぶつけ合って、いいものはいいと認め合うのが仲間だと思います。
現代の日本の会社において、この風土は圧倒的に欠けている気がします。
会社の中では上司と部下という関係は必ず存在しますが、その前に同じ目標や目的を共有出来る仲間であるべきでしょう。
だから日本の会社は面白くないように見えてしまうんじゃないでしょうか。
自分の務めている会社が心底面白いって言える人は本当に素晴らしいと思います。
その良さをどんどん伝えていってほしいです。
そういう会社に人は集まるはずですし、長く続くと思います。
そして長く務めることで忘れたり、失ったりしてしまうものがあります。
それは「個性」だと思います。
もともと自分には個性がないって言うひともいますが、それはあり得ないと思います。
あなたと同じ場所で生まれ、同じ会社に就職した人がいたとしても、これまでの「すべての決断」が同じ人はいないでしょう。
あなたの周りにいるかけがえのないパートナーや仲間たちは、あなたの個性そのものだと思います。
あなたの熱中出来る趣味(スポーツ、読書、映画鑑賞、アニメ、何でも!)はまさに個性でしょ!
それが会社という不必要な「常識」にとらわれた団体に属し、一日の3分の2を会社で過ごすことで徐々に「個性」を失っていく。
「常識」に順応することで。
最終的に待っている未来はどんな感じなんやろ。
想像してください。
その会社でしか生き残れない人になるかもしれません。
会社で定年まで働くことを非難しているのではなく、会社がなくなってもなんとか生きていけるという力を養うことが大切だと思います。
そしてその能力は「常識」の中にいるだけでは養われない。
自分で考え、会いたい人に会い、やりたいことをやれる場所を見つけることが大切だと思います。
今日はこれで。
おやすみなさい。
ヤギ平