損をしない投資方法ってある?それこそ積み立て投資!
こんばんは。
ヤギ平です。
蒸し暑くなってきましたが、ヤギもそろそろ衣替えでしょうか。
毛皮でも脱ぎますか。
じゃじゃん!
クールビズ!!
冗談はさて置きまして。
前回は積み立てNISAについて書きました。
その中で「毎月、一定額を投資する」という積み立て投資について触れました。
実はこれがタイトルにある「損をしない投資方法」の代表なんです。
これは投資業界では「ドルコスト平均法」と呼ばれるものです。
今日はこの「ドルコスト平均法」について勉強していきましょう。
特徴①:少額から始められる
まずは「少額から始められる」ことは非常に大切。
なぜなら皆さんからよく頂く声の中で
「お金がないから投資は出来ない」
「もう少しお金が貯まってから考えます」
という声が多いからです。
「今は出来ない」と言ってるだけだと、いつになっても状況は変わらないんですよね。
そこで積み立て投資は毎月少ない金額から始められるというのが大きなメリット。
毎月5000円、1万円、2万円からでも始められます。
それでもやらないというヤギは、おそらくもともと投資をしようとは考えていないのではないかと。
であれば、改めて投資をしようという気持ちになった時が、あなたの始めるタイミングです。
投資は必要だと思いますが、それを他のヤギさんに強要、ならびに騙して勧めることはあってはならないです。
特徴②:投資タイミングの分散によりリスク低減
価格が変動する商品に投資をする時に一番怖いことや恐れていることはなんですか?
値下がりすることですよね。
理想を言うと価格の安い時にドカーンと買って、高くなった時にスパッと綺麗に売り抜けていきたいですね。
ただこれはプロでも難しい。
証券会社の営業にも難しいし、ましてや銀行の窓口で投信を販売してる人にはまず無理。
「私の担当者は売り時も教えてくれるって言うから大丈夫☆」
いや、多分大丈夫じゃないです。
そういうヤギに限って下がったときに連絡して来なくて、にっちもさっちもいかなくなってから「危ないので別の投信(とか商品)に乗り換えましょう」って言ってくる傾向です。
あくまで傾向ですよw
話は脱線しましたが、そこで有効なのが「積み立て投資」
別名を「ドルコスト平均法」
これを知っていればあなたの金融知識もひとつレベルアップ!!
チャラリーン
このドルコスト平均法の効果とは、平均購入単価を抑えることが出来るということ。
???
?????
説明しましょう。
簡単に言うと損をしにくい投資方法ということですw
どうすればいいかと言うと一定期間ごと、要するに毎月、定額で購入するだけです。
例を挙げてみます。
ある投資信託が1万口1万円でスタートしたとします。
※投資信託は「口数(くちすう)」で数えます。株は「株数」ですね。
この投資信託を毎月1万口ずつ購入する「定量購入」、ドルコスト平均法で毎月1万円ずつ購入する「定額購入」を比べてみましょう。
ドルコスト平均法 | 基準価格 | 定額購入 | |||
購入口数 | 購入額 | 購入口数 | 購入額 | ||
1ヶ月目 | 10,000口 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000口 | 10,000円 |
2ヶ月目 | 16,667口 | 10,000円 | 6,000円 | 10,000口 | 6,000円 |
3ヶ月目 | 8,334口 | 10,000円 | 12,000円 | 10,000口 | 12,000円 |
4ヶ月目 | 12,500口 | 10,000円 | 8,000円 | 10,000口 | 8,000円 |
5ヶ月目 | 7,143口 | 10,000口 | 14,000円 | 10,000口 | 140,000円 |
合計 | 54,644口 | 50,000円 | 50,000口 | 50,000円 | |
購入コスト | 9,150円 | 10,000円 |
定額購入では5ヶ月続けてトータル5万円の投資額、購入出来た口数の合計はもちろん5万口。
ドルコスト平均法ではトータルの投資額は5万円と同じですが、購入出来た口数はなんと5万4644口です。
1割とまではいかないですが、多く買えていますね。
更に購入したコストを比べてみましょう。
定額購入ではコストは1万円。
ドルコスト平均法ではなんと9150円。
購入単価が定量購入よりも安くなりました。
これが意味することは同じ値段で売却したときには、ドルコスト平均法の方が利益がたくさん出るということです。
またコストが低いので、損をするラインも安いということで損が出にくいんですね。
どういう投資対象が向いてるか?
積み立て投資が有効なのは分かったけど、実際どういうものに投資したらいいの?
そうですよね。
ここは大事なところです。
ズバリ企業や分野、国、地域として、10年〜20年で成長することが明らかなものに投資することが鉄則です。
下がり続けるものに投資するなら、いくらドルコスト平均法を使ってもだめです。
なのでここは確実に伸びるところに投資するべきですね。
新興国、例えばアジアなどはこれから人口も増えるし、それに伴って経済活動も活発化していくでしょう。
これを日本に置き換えると想像出来ないですよね。
でも日本においてもドルコスト平均法を使っていれば1989年の日経平均株価がバブル最高値38915円をつけたときから始めていても損はしてないんです。
これって驚きじゃないですか?
まさにドルコスト平均法の強みですね。
さてさて。
また書いていたら長くなってしまいました。
今日はここまで。
おやすみなさい。
ヤギ平