たのしいごはん
小田原近辺で出張カフェをされてる、すてきなお姉さんがいます。
「たのしく、ていねいに」がモットーだそうで。
その方のごはんを食べに行ってきました。
いつも、ひとくち食べるたび感動してしまうんです。
今日もいっぱいおどろきがありました。
椎茸の出汁のきいた和風のとろりとしたスープに、タイムがひとふり。
ひじきの酢の物は揚げ茄子と和えてあって。
塩もみきゅうりから、ミントの香り。
赤玉ねぎと大根のサラダには、パクチーの風味が。
とうもろこしごはん。しょっぱさにとうもろこしの甘さがたまらない。
ホットのルイボスティー。湯気とともにミントの香りがスーとテーブルにひろがった。
夏みかんのタルトから、葛ゼリーがとろり。
ひとつひとつ、食べるのがわくわく。
舌と鼻の感覚を研ぎ澄ませて、ていねいにいただきました。
つくった人のやさいへの愛情が、食べてるわたしにも伝わってきて、
たべものがいとおしくかんじる。
本当に食べるのがたのしいごはん。
ランチ一皿で夏を満喫した気分になりました。
食べてるわたしも幸せやけど、
やさいたちもこんなにおいしく料理してもらって幸せやろな。
外食の店は溢れてるけど、こんなにていねいに、
愛情をもってごはんをつくってくれる料理人は
どんだけの数いるんやろう?
最後に食べれてよかった。
ごちそうさまでした。
やぎゑ