【就活生必見】野村證券の営業マンとして働くデメリット
こんにちは。
ヤギ平です。
前回は野村證券の営業マンとして働くことのメリットについて書きました。
「メリットは分かったからデメリットはよ」という声が聞こえています。
なので今回は反対のデメリットについて書いていきます。
それではいきましょう。
ストレスが多い
デメリットと言えば最終的には全てがここにいきつくと思います。
ストレスがなかったとしたらどれだけ楽しく働けるか。
ただ雇用されているうちはなかなかストレスから逃れることは難しいんでしょう。
もちろん自営業や事業を始めてもストレスはなくなりませんが、ストレスの種類に大きな違いが出てきます。
少し話が逸れましたが、ここからはそのストレスの原因を見ていきましょう。
ムダな飲み会が多い
これはイヤというほど経験しました。
僕自身はお酒が弱いんですが、飲み会の雰囲気は嫌いではないです。
ただし時間を共に過ごしたい人たちとの飲み会であれば、という条件付きです。
一緒にいる価値があるかどうかで考えると損得勘定だけで動いてるのではなく、お互い高め合えるような人、尊敬出来る人、純粋に一緒にいたいと思える人ならば飲み会だろうが仕事終わりのお茶だろうがなんでもいいわけです。
極端に言えば、仕事が休みの日でも一緒に過ごしたいと思える人かどうかってことです。
そして飲み会について回るのがアルハラの問題。
最近は会社側もだいぶと気にかけていてそういう機会は減ってきてますが、それでも酔った上司や先輩には逆らいづらいものです。
僕も断れずに飲んで飲んで、深夜2時、3時に家に帰ってトイレで吐くこともしばしばでした。
そして寝れずにまた出社。
挙げ句の果てには朝会社に着いたら、その上司や先輩に「昨日はありがとうございました」と言うしきたりがあります。
「いやいや微塵も思ってませんから、あなたには。」
お金がたまらない
前回の記事で給料が高いことをメリットとしてあげました。
なのにお金はたまらないんです。
なんで??
それは上でもお伝えしたように、ムダな飲み会が多い。
しかも上司と行っても兵隊割や割り勘も多いです。
後輩と行ったときには先輩が多く出すというのも野村證券の文化です。
後輩と行くときには、後輩がかわいいので多く出すこともそこまで苦ではなかったです。
ただ面白くない上司のくだらない話を聞いてお金を払わされるのは本当に苦痛でした。
まぁまとめると中堅社員になった時点で管理職の上司と変わらないぐらいは払うことになります。
その金額がだいたい1回飲みに行くと安くて5000円ほど、高いときには数万円です。
諸々、出費が多いですね。
- ムダな飲み会
- お客様への贈り物
- 転勤する人たちへの送別の品
などなど。
転勤の時期の出費は半端じゃないです。
1週間で5万円ほどは普通に飛んでいきます。
それが数週間続きます。
プライベートを確保出来ない
飲み会の話が続いていたので、それに付随して休みの日も拘束されることが多いです。
平日疲れてるので休みの日には、体を休めたり、家族との時間を過ごしたりしたい。
なのにゴルフコンペ、バーベキュー、支店のお客様のイベントへの強制参加など。
お客様絡みのことは構わないんですが、休みの日に強制的に一緒にいたくない人と顔を合わすし、事によってはまたアルハラに直面しますw
平日でもプライバシーがありません。
というのもデスクの電話や社用携帯でお客様と話した内容については録音されており、それを上司に聞かれたりします。
また電話をどれだけ掛けたかについては件数を把握されています。
社用携帯にはGPSがついているので、どこにいるのか筒抜けってわけですね。
休日でも携帯することを言われてるのでどこにいるのかばれてますね。
会社はそんなことには使わないと言われても信じられないですw
また1週間の連続休暇を年に2回取れるんですが、その間も会社から電話がかかってきたり、お客様からも電話かかってきたりするので休んでる気にならなかったですね。
数字で判断される
これは営業をしている以上当たり前のことです。
ただ残念な上司に当たってしまうと成績をあげられているかどうかだけで態度や風当たりが変わってきます。
数字で人格否定するやつもいますよw
上司の顔色を見てしまう
数字で判断するのは上司なので、上司の顔色を気にしてしまいます。
尊敬出来ない上司(=ただの年上)であってもです。
むしろそういう奴ほどうるさいので本当に面倒ですw
提案するのにルールが厳しい
昨今では金融庁からの監視も厳しいのでどんどんルールが厳しくなってます。
例えば高齢者に株の売買を提案してはいけないのが基本なんです。
ただ高齢のお客様から強い要望があれば提案してもいいんですが、提案する都度、上司に報告、相談しないといけないんですね。
だからその場ですぐに提案出来ないので、お客様から満足してもらうためにはスピードが足りないです。
まぁ必要なことでもあるんでしょうが、会社が保身のためにやってることに感じることが多いです。
お客様の意向に沿えない
自分で「この商品が提案したい!」と思っても、会社側でレポートを出してなかったら提案出来ないことも多いです。
お客様からこんなものを提案してほしいと言われても、上司からストップがかかることもしばしば。
お客様が「利益の出てる投資信託を売りたい」と言われても、買ってから1年も経ってなければ売却することを提案してはいけないとかね。
いや、普通に考えてアホくさいでしょw
給料を出してくれてるのは会社で、自分の査定をするのは上司なので、そっちの意向に沿って動くことになってしまいます。
だからお客様の求めているサービスを提供出来ないことも多いんです。
まとめ
ここで書いたことが全ててはないんですが、やはり就職するとき、仕事を選ぶときには目的を持って仕事を選びたいものですね。
その目的、目標が曖昧でもいいので、なんとなく就職する。なんでことは避けたいものです。
今日はここまで。
それでは。
ヤギ平