くりぐりライフブログ

ヤギ平、ヤギゑによるクリエイトグリーンのブログ。農業とお金の教養を広めるため書いていきます。

ワークライフバランスはもう古い ~ワークアズライフで生きていこう~

こんばんは。

ヤギ平です。

 

「仕事と私生活のオンオフをしっかりしないとダメだぞ!!」

 

こんなことを言われて、「確かにオンオフをきっちりやらないとダメだな」って思った経験はありませんか?

 

今のご時世、声高に語られるワークライフバランス。

 

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結論から言うと、このワークライフバランスを重点に置いた働き方は日本人には合わないだけではなく、すでにオワコン、つまりは古い考え方になっています。

 

 

にも関わらず企業の人事や経団連はワークライフバランス的な考えや施策から抜け出すことが出来ずにいるのが現状です。

残業ゼロ運動やプレミアムフライデーなんかもそのひとつですよね。

 

これから進める話題は落合陽一さんの日本再興戦略を読んで感じたことが多いです。

この本は今の若い世代、部下を持つ方々に読んでほしい一冊ですね。

 

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感想(4件)

それでは本題に入っていきます。

 

 

 

ワークライフバランスとは

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まずワークライフバランスとはどういう定義になっているのでしょう。

 

以下、wikipediaからの引用になります。

ワーク・ライフ・バランスwork–life balance)とは、「仕事生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す

 

つまりみんながやりたいような生き方を選択出来ることを意味します。

 

ここでひとつ質問です。

あなたの考えるワークライフバランスってどういうものですか?

 

僕が会社員時代に考えていたワークライフバランスは、仕事のオンオフをしっかりと切り替えることで、心の安定を保つようなものだと考えていました。

 

だからこそ時間までに仕事をきっちりと終わらせ、オフの時間(=プライベートの時間)にリフレッシュすることを求めていました。

 

ワークライフバランス = 仕事をきっちり終わらせた後にリフレッシュ!!

という感じでした。

 

世間でもそんな感じで使ってることが多いじゃないですかね?

 

間違ったワークライフバランス

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現代のワークライフバランスは、タイムマネジメントから由来する働き方であり、この考え方は既に古いと感じています。

 

国が進める働き方改革なんかもタイムマネジメントの側面がかなり強いですね。

 

仕事の時間を減らせば心地よい生活が手にはいるということ。

 

この誤った考え方が国のお偉いさん、企業のマネジメント層に強く残っているんでしょう。

 

その背景には同質の教育を受けた同質の人間が存在することが前提になっています。

 

同じように教育を受けた人間が次から次に入社してくるわけです。

 

同じ能力を持つ人間ならば、時間管理さえしていれば雇用者はある程度成果を予測出来ます。

 

すなわち一人ひとりの労働時間を削減しても、人数を増やしたり、コンピューターやAI(人工知能)を活用していけば仕事の結果はあまり変わらないため、企業側からすれば大勢に影響はないわけです。

 

ただしそれであなたの幸せな生活は手に入りますか?

 

タイムマネジメントよりストレスマネジメント

 

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ここからは僕の実感であり、周りの人と話していて感じることです。

 

タイムマネジメントを基点とした考え方には賛同出来ない人が多いし、これから増えていく傾向にあるのではないでしょうか。

 

いくら仕事の時間が減ったとしても、その仕事のそのものがストレスフルなものであれば幸せな生活は手に入らないというのが個人的な見解です。

 

ではどうするべきかと言うと、ストレスフルな仕事をなるべく減らして、ストレスフルでない仕事をすることこそが重要だと思います。

 

また仕事自体にストレスを感じない人がいれば、極論何時間でも残業してもいいでしょう。

なぜなら幸せだからです。

 

あとは過労にならないように自分で管理するだけです。

 

 

ワークアズライフの考え方

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上で書いたことは言い換えるなら 「出来ること」と「やりたいこと」に集中する生き方をしていくことが大切だということです。

 

「やりたくないこと」を我慢し続けても幸せな生活は手に入りづらいでしょうし、時間が経過すればどんどん別の選択肢(転職、独立など)が取りづらくなるでしょう。

 

年齢を重ねるごとに体力も落ちていきますし、リスクを取ることが怖くなる傾向にあります。

企業や団体に長く所属していると、当初の志の炎も薄れていくこともよくあります。

 

だからこそあなたにとっての「出来ること」と「やりたいこと」を中心に働く生き方、ワークアズライフという考え方を持ってほしいと思います。

 

大切にしたいのは「働き方」ではなく、「生き方」です。

もちろん僕自身も自戒の念を込めて。

 

 

あなたにとっての幸せのカタチを考える

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最後に、あなたがなんのために働いているのか、生きているのかを意識することから全ては動き始めるでしょう。

 

やりたい仕事ならいくら時間を割いても幸せだし、私生活も楽しくなるハズです。

 

そして「出来ること」と「やりたいこと」をやり続けて、自分の価値を磨いていくことが幸せを手に入れる鍵となるかもしれません。

 

長くなりましたが、今日はここまで。

おやすみなさい。

 

ヤギ平