あなたの代わりはどこにもいない~自分に能力がないと思っているあなたへ~
あけましておめでとうございます。
ヤギ平です。
今回の年末年始は、例年ほどの「正月感」がありませんでした。
よくよく考えてみると、今までの正月感というものは職場の雰囲気によって作られたものがほとんどだったのかなと思います。
まぁ考えても仕方ないですが、本当にストレスのない年末年始でした。
さてさて、そんな話は置いといて本日のテーマです。
あなたの代わりはどこにもいない
大切なことです。
でも日常に流されたり、忙殺されたりしていると忘れてしまいがちですね。
また落ち込んでたり、負のループに入ったりしたときに、輪をかけて「あの人はすごいいな」「自分なんか何の役に立ってるんだろう」なんてことを感じてしまいます。
かく言う僕もその一人でした。
でも一歩立ち止まってみてください。
あなたの輝いているところはどこですか?
自分にはスキルが無いと思っていませんか?
へこんだり、気分が落ちてしまうと「自分は周りの役に立ててるのかな」なんて思ってしまいますよね。
先ほど書いたように、僕も自分に自信が持てないタイプです。
更に周りは本当にすごくて、到底敵わないと考えがちです。
今もそうなんですが、コンプレックスの塊ですw
周りを見渡せば、優れた人やスキルばかりが目に映る。
でもこれって逆の立場にしても同じことが言えるんです。
今までの自分はオンリーワン
自分に自信が無くても他の人から見ると、あなたのスキルや人間性を欲しがっている人がたくさんいるんです。
なぜなら、今まで生きてきた「あなた」は、世界中どこを探しても見つからないから。
あなたが生まれてきてから様々な人や出来事に遭遇し、その時にしてきた決断の積み重ねこそが「今のあなた」なんです。
その中で興味を持ったものは人それぞれあるでしょう。
社交性、芸術性、歌唱力、プログラミングスキルなどなど。
なんでもいいんですよ。
それって同じ社交性でも、あなたと全く同じ社交性は存在しないです。
今の自分に自信が無いなって思ってる人は、大抵仕事関係や会社の人間関係での悩みが多かったりします。
会社で替えが効かないということと、あなたの代わりがいないということは違う意味です。
率直に言います。
会社でのあなたの替えはいくらでも効きます。
それでもあなたの代わりはどこを探してもいません。
今の部署、今の会社を飛び出してみれば、自分の輝ける場所はいくらでもあると思います。
またそれを探して、少しずつアプローチしていくことが大切です。
100万人のうちの1人になろう
ここでひとつ紹介したい本があります。
ホリエモンこと堀江貴文さんの書いた「多動力」という本です。
多動力 全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル [ 堀江貴文 ] 価格:1,512円 |
堀江さんに対しては賛否両論ありますが、堀江さんの発言、行動、思考などを知っていくとどんどん好きになっていきます。
というより「すごい人だな」と感じます。
この本の中の第1章2セクション目で書かれていることです。
三つの肩書をもてばあなたの価値は1万倍になる
(中略)
元リクルートの藤原博和さんが唱えている「レアカードになる方法」を紹介しよう。
まず、1つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年。5年間一つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
ここで軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか。
「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。これだけでも貴重な人材だ。
さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。ここまですればあなたの価値と給料は驚くほど上がる。
僕も自分の場合を当てはめて考えてみました。
野村證券を辞めるときに自分にはいったい何があるんだと考えました。
そこから絞り出していったのが以下の3つ。
高校から始めたダンス15年間、営業9年、金融知識9年。
ここにこれから農業の分野に突っ込んでいきますので、「1億人に1人」になれるように精進していきます。
あまり関連性のないものばかりですが、これを無理やりにでもつなげていくことで今までにないものが生み出せると思っていますし、それを考えて動いています。
自分の強み、特技、スキルはなんだろうかと考えてみるのも大切です。
一度自分の「100人に1人」は何か考えてみてください。
昨日より今日、今日より明日の自分を好きになろう
会社で働いているときに先輩から言われて心に残っている言葉が「毎日勉強して1つずつでも新しい知識を増やしていけ」
これは未だに間違ってないと思いますが、少し僕なりに修正を加えて胸に刻んでいます。
それが「昨日より今日、今日より明日の自分を好きになろう」ということ。
毎日勉強して新しい知識を入れることは良いことですが、それよりも自分のことを好きになれるように行動することの方が大切だと考えてます。
だから何かを加えることで成長と捉えるのもありますが、何かを失ってもいいと思います。
それで自分のことが好きになれるのであれば。
例えば付き合いたくない人との関係を断つことも立派な行動です。
だから社内で人のあらを探して文句や愚痴を言い合う暇があれば、そういう人たちとの交流を断ち、自分の長所を伸ばす、育てる、見つけるといったことを考える方が幸せになれる方法です。
最後に、あなたはあなた以外にいません。
自信を持たなくてもいいですが、自分のことを少しずつでも好きになっていきましょう。
今日はここまで。
おやすみなさい。
ヤギ平