くりぐりライフブログ

ヤギ平、ヤギゑによるクリエイトグリーンのブログ。農業とお金の教養を広めるため書いていきます。

「命の次に大切なものはお金」という非常識

ども。

ヤギ平です。

 

唐突なんですけど、みなさんにとって「命の次に大切なもの」ってなんですか?

 

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日々暮らしているなかではなかなか考える機会もないんじゃないかなと思います。

 

仕事が忙しくて、人間関係の方が気になってしまって。。

 

そういったことを考えている余裕がないというのも事実ではないかなと思います。

 

 

 

命の次に大切なものは人それぞれ

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僕の周りには命も惜しくないなんていうツワモノもいますが、大多数の方はそうではないと思いますw

実際、僕も死にたくないですw

 

そこで僕自身も少し気になって、調べてみました。

いくつかの情報源が出てきました。

 

まず下のリンクはエキサイトニュース。

調べたのはマイナビさんです。

社会人の「命の次に大切なもの」ランキング-感謝すべきは家族 - エキサイトニュース(1/2)

 

この中では1位「家族」54%、2位「恋人」12%、3位「お金」11%と続きます。

 

次に博報堂生活総研さんから。

「お金は命の次に大事なものだと思う」:28.6%|博報堂生活総研「生活定点1992-2016」調査

 

ここでは「お金」にフォーカスを当てています。

「命の次に大切なものはお金ですか?」という質問に対して、1998年から2016年まで一貫して25%~30%の間になっています。

2016年では28.6%。

 

つまりは3割の人が「お金」を命の次に大切なものと考えているということですね。

 

このふたつ、マイナビさんの調査結果は2010年のもので、博報堂さんの調査については1998年から2016年までの定点観測的なものであること。

ということから考えると、博報堂さんの情報源の方が信憑性が高そうだなと考えます。

 

すると世の中の3割の人は「お金」が命の次に大切なものであると考えているのかなと。

 

命の次に大切なものは「お金」だと考えていた自分

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僕自身、命の次に大切なものは「お金」だと考えていた時期があります。

 

いや、言葉を選ばずに言うなら、それが常識と全く疑うことがありませんでした。

 

2008年、野村證券入社時やヤギゑさんとの結婚する時期。

このあたりでは本当に「お金こそすべて」と考えている時期がありました。

 

当時の写真や自分の書いたものなんかを見ていると、Cash is King.の考え方を持っていると伺えるほどです。

 

また野村證券時代では、教え子にも「命の次に大切なお金」を預からせてもらっている証券マンはめちゃくちゃ大切な仕事なんだと教えていたこともあります。

そしてその時は本当にそう思っていたので、当時の教え子に対して間違ったことを伝えたとも考えてはいません。

 

ここで少し野村證券時代の話をさせて頂きます。

 

野村證券時代の変化

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まず野村證券という会社は入社すると、1年間新入社員に先輩社員が仕事から生活までをつきっきりで教えてくれるインストラクター制度というものがあります。

 

僕自身、このインストラクター制度には本当に感謝しています。

今でも自分のインストラクターをして頂いた方には頭が上がりません。

朝から晩まで、右も左も分からない新人に対して、ご自身の時間を割いてくださるのです。

 

そしてこの期間に教えてもらったことや、野村證券の中での通説である考え方が「命の次に大切なものはお金」という考え方だったのです。

 

ここで起きるのが「刷り込み」現象です。

おそらくこれはどこの会社、団体でも起こること。

 

何も分からない人からすれば、その団体に所属してから入ってくることがまずは「すべて」。

それについては疑う余地がないでしょう。

 

その中で刷り込まれたものが「お金の大切さ」だったんです。

 

そして僕もそれが「当たり前」だと考えるようになっていきます。

 

ただ会社に属しながらも、みんなそれぞれ個人の生活をしているわけです。

その生活の中で様々な変化が起こります。

 

例えば結婚、出産、引っ越しなどなど。

 

この変化の中で、自分の考えにも影響が出てきます。

 

その変化を受け入れて自分が変わっていくか、以前まで常識の中に変化を組み込んでいくか。

これは個人個人の自由です。

 

僕はここで変化しました。

「お金」から「家族、仲間」へ。

 

家族、仲間との時間がいとおしい。

会社は最後まで自分たちの生活を担保してくれる世の中ではなくなった。

 

こういった状況を考えていったときに、「命の次に大切なものは人とのつながり」だと思ったし、同時に「大切なものは人それぞれ」だと気づきました。

ものすごく単純なことなのに、ひとつの団体での活動が暮らしの大半を占めるとそれにも気づけなくなってしまいます。

改めて考えてみると分かるのに、それに気づいたときはただただ驚きました。

 

お金って何なのか?

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お金については今までも書いてきましたが、お金ってそもそも何なのか。

 

僕が考えるお金は、「単なる数字であり、コミュニケーションのツール」であるということです。

 

お金は大事なんですけど、お金が無くても生きていけます。

 

「いや、無理」っていう声が聞こえてきそうですけど、誰かに「助けて」っていえば生きていけます。

もちろん助けてもらうだけではいけませんし、自分でなんとかしたいという人ならば。という条件付きですが。

世の中そんなに甘くないので。

 

話が逸れてしまいました。

 

「お金」をコミュニケーションツールとして考えると結構便利なんですよね。

だって今、周りで生きている人で、全くお金から切り離されて生きている人は皆無ですよね。

理想かもしれないですが、実際それは難しいことです。

 

お金を通して、仕事の話や生活の話だって出来るわけです。

生活の中で「こうやって節約してるよ」とか、仕事の中での「お金の使い方」だったりとか。

 

お金という話題で色々な人とつながれるツールであると。

そう考えると、お金についてもっと勉強してみるのもいいなって思えるかもしれませんね。

 

今のあなたに大切なものは何ですか?

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さてさて、お金については今日はこの辺で。

 

最後にみなさんに聞きたい。

 

「今の」あなたにとって大切なものは何ですか?

 

大事なのは「今の」ってとこです。

 

というのも、考え、つまり自分にとっての大切なものは時間や環境とともに変化して当然だからです。

だから過去の自分を間違ってたとか言う必要はないし、その時の自分にとっての大切なものが「それ」だっただけなんです。

 

「今の」自分に大切なものを知って、それを知った上で生きていると壁にぶち当たったときでも自分なりの行動が取れると思います。

正解かどうかなんて気にせず、自分が取るべき行動が選択出来るはずです。

 

今日はこれまで。

 

あなたにとって大切なものはなんですか?

 

ヤギ平