【就活生必見】野村證券の営業マンとして働くメリット
こんばんは。
ヤギ平です。
今日は少し体験談的なものを書いてみようかと思います。
ただ具体的なストーリーではなく、僕が体験して感じたものを少しだけ書いてみます。
さてさて。
今年、もしくはこれから就職活動を始める学生さん。
ガンバってください!
そしてどんな業界、会社に入ろうか考えているみなさん。
しっかり考えましょう!
結論としては学生のうちで就職活動を経て入社するところは通過点と考えていた方がいいと思います。
ただ今日はその話題は置いといて、僕が働いていた野村證券について書いてみようと思います。
以前に辞める際の記事も書いています。
少しでもみなさんの参考になればいいです。
「野村證券で働くのって激務なの?」
「証券会社で働くことのメリット、 デメリットは?」
今日の記事ではメリットについて書きます。
デメリットはまた後日。
それではいきましょう。
- 野村證券の営業マンは何をするの?
- 給料が高い
- 世界情勢に敏感になれる
- 社会でのマナーを身に付けられる
- 金融知識が身に付く
- 普段接することの無い人とも知り合える
- 頑張る人を応援してくれる
- 【番外編】転勤が多い
- まとめ
野村證券の営業マンは何をするの?
まずは野村證券の営業マンとして働くということはどういうことなのか。
ここからお話していきますね。
まずは営業マンです。
これは単純ですね。
ただその対象が誰か。
そして商品は何か。
まず対象としてのお客様は個人、法人どちらもです。
そして証券会社の利益は証券(株式、債券、投資信託など)の売買手数料です。
従ってお金持ちのお客様が対象になりやすいですね。
つまりは会社を経営しているオーナー、経営者、役員、あとは医者、弁護士などなどです。
次に提案するものは何か。
お客様の資産、主にお金に対しての運用提案、税金対策提案といったところが商品になります。
すると商品に関しては実体が無いので、「商品とは営業マン自身だ」と言われることがよくあります。
給料が高い
それではここからメリットの説明に入ります。
まずはずばりです。
給料が高い。
現在、平均年収は約400万円と言われています。
そして気になる野村證券の平均年収は18位で1229万円。
実際30歳で年収1000万円が超えることはよくあります。
世界情勢に敏感になれる
次にお客様への提案の際に世界情勢を知っておく必要が出てきます。
なぜなら株式や投資信託の提案をする際に、どうしてこの企業がいいのか。
どうしてこの投資信託(例えばインドの株式で運用しているものなど)がこれから儲かるのかということを説明しなければならないケースがあるからです。
そのため毎朝、日経新聞を読み、モーニングサテライトという朝の情報番組を見て、社内でのレポートに目を通すということを習慣的に行っていきます。
その中で世界情勢や政治情勢の流れを掴んでいきます。
社会でのマナーを身に付けられる
これについてはどこの会社でも同じことだと思います。
ただ野村證券に限らず、高齢者の方や富裕層の方と接する業種においては社会マナーがより厳しいものであることが多いと思います。
普段から接するお客様に礼儀作法や言葉遣いで、失礼があってはいけないので厳しくなります。
厳しいというと嫌なイメージになるかもしれませんが、このマナーは自分の人生で絶対に役に立つものだと思います。
そしてここに慣れてくると、マナーの線引きをどこでしていいのかということも分かってきます。
例えばこの人とはこのぐらいの距離感で接した方が仲良くなれそうだなとか。
金融知識が身に付く
これは前述の世界情勢にも似たことになります。
ただ学校では教えてもらえなかった「お金の教養」という部分を学ぶことが出来ます。
実際、僕はこのお金の教養をこれからの若い世代の人たちに広めていこうと思って活動しています。
話を戻して、お金の教養についてです。
例えば一般的に「お金は貯めるものだ」ということが言われます。
僕の親の世代、60代より上の人たちはそういったことをよく聞かされていたんではないでしょうか。
ただ証券会社に勤めている人、勤めていた人で貯金だけしかしていない人はほとんどいないでしょう。
なんらかの形で運用をしているはずです。
かく言うぼくも株や投資信託での運用、NISAの活用ももちろんしています。
周りの人には不動産投資をしている人、それも○○万円とかではなく○億円規模です。
サラリーマンですよ。
それも親がお金持ちだからとかの理由じゃなくて。
その時代時代に合わせたお金の持ち方を学べるというのは非常にメリットです。
これは少し余談ですが、「証券会社は株屋だ」というのは全くの嘘です。
何故そう思うのかと言うと、野村證券で働いていて株式の運用提案が飛び抜けた人はごく一部しかいなかったからです。
これも過去の話になりますが、2016年のアメリカ大統領選。
記憶に新しいと思いますが、トランプ大統領が誕生した歴史的なイベントです。
この時の下馬評はヒラリーさんの圧勝でした。
そしてヒラリーさんが当選したら世界的に株式市場は上昇するだろうとの見込みが大勢でした。
しかしふたを開けてみるとトランプ大統領誕生!!
そして当選してからは一旦、株式市場は下がったんですね。
この時の野村證券の社内では、大統領選の前にお客様の持っている株式などを売却する提案をしている人ばかりでしたね。
で、売却してしまったお客様に再度、買ってもらえるようにすぐに提案出来た営業マンは少数派でした。
ま、簡単なエピソードですが、お分かりですね。
野村證券に勤めているからと言って、運用がめっちゃ上手ってわけではないですww
普段接することの無い人とも知り合える
これはかなりのメリットかと。
先ほども少しお話に出ましたが、お客様になる人はオーナーや役員、医者の方も多いです。
すると「野村證券」の看板を背負っていると、それだけで普段の生活では接点のない人生の大先輩の方とお会いすることが出来るのも大きなメリットです。
事実、僕の人生を変えてくれた人はお客様の中にもおられました。
そういう方はお話しているだけで面白くて、どんどん惹き込まれます。
そんな人たちに会えたことだけでもメリットだと感じれるぐらいです。
なので会社を辞めて証券業界では全くなくなってからでも、そういうお客様とはお付き合いが続いています。
いやはや、
本当に感謝です。
頑張る人を応援してくれる
これは野村證券で勤めていて非常にモチベーションになった部分です。
頑張る人を応援してくれる社風は絶対にあった方がいいです。
野村證券ではそういう人を先輩、上司、支店長、そして本社の人、グループ会社の人も含めて本当によくしてくれます。
こんな会社は本当に素晴らしいです。
【番外編】転勤が多い
これはメリットなのかな?w
個人差がありますので、話半分に聞いてください。
僕は入社して配属されたのは東京の五反田。
そこで3年半。
それから兵庫県の西宮。
そこで4年。
そして神奈川県の小田原。
ここで1年半。
転勤が多かったんですが、妻のヤギゑさんと各地を楽しみながら過ごしていました。
でも転勤が多いことに難色を示す方も多いので、ここはメリットなのか、デメリットなのかの判断はお任せしますw
まとめ
最後に野村證券で働くことで成長することは非常に多いです。
その後の人生に役立つことが本当に多い。
ただ頭に置いてほしいことは、最終的に自分の価値を高めることが大切だということです。
というのもいつ勤めている会社が無くなるとも分からないからです。
だからどんな仕事においても、その会社や団体で一生働くことを前提にしない方がいいというのが僕の個人的な意見です。
そのために自分の価値を高めるために利用出来る会社はどこなのか、どこが自分に合っているのか。
それを徹底的に考えて就職するなり、フリーランスになるなりを決断してくださいね。
それでは今日はここまで。
おやすみなさい。
ヤギ平