ある日、あなたの会社が無くなったら。。。って考えたことありますか?
おはようございます。
ヤギ平です。
すごく心地良い朝です。
空は曇ってるけど空気は澄んでる。
夏といえばの蝉の声も聞こえるけど、湿気てないのでむしろ気持ちいいです。
今はマンションに暮らしてますが、それでも四季を気持ちよく感じられるのは小田原のおかげかもしれない。
小田原って夏はそこまで暑くならず、冬も雪は1回、2回降るかって感じです。
退職してから小田原に家を買って、終の棲家にするヤギさんが多いのも分かる気がします。
そして今日、1年半お世話になった小田原を出発することになります。
これからは兵庫県篠山市で新しい生活が始まります。
ワクワクとドキドキが一緒に。
退職についてはまた改めて書きたいなと思います。
やっぱり約9年半お世話になった会社なので、想いがあります。
決して嫌いで出ることを決めたわけではありません。
むしろこれからの時代においては必要な会社です。
ただその会社も必要とされるかどうか。
それが試される時代に入っていきています。
やはり時代とともに変わっていけるかどうか。
氷河期と同じように、環境の変化に合わせられるかどうかが大切なんでしょう。
そういえば氷河期は大きい恐竜から死滅していきましたよね。
「大企業だから大丈夫」
というのは通用しない時代でしょう。
- 東日本大震災のときの東京電力
-
台湾のホンハイに買収されたシャープ
- 不正会計処理をしていた東芝
- アメリカでのリコールが原因で上場廃止になるチャイルドシートのタカタ
最近の記憶にあるものでもあげると結構出てくるものです。
こういった企業は、僕たちの親の世代では就職が決まれば安泰と言われるような企業だったのではないでしょうか。
あなたが今勤めている会社、明日潰れるって考えたことありますか?
ここまで書いてきたように大企業だから安心という時代は終わったんじゃないでしょうか。
上場企業でも簡単に破綻、倒産、上場廃止になる時代。
ここから少し体験談を話しますね。
今、引っ越しの準備をしています。
その中で、不要なものや使わなくなったものなんかを断捨離してるわけです。
そこで友人に勧められたのが「メルカリ」
実際利用してみた印象はめちゃくちゃ良い。
何が良いかというと
- 一度に必要としている多くのヤギさんにアクセス出来ること
- こちらが提示した価格に「価値」感じたら取引してもらえること
- その価格決定権が、買いたいヤギさん、売りたいヤギさんの双方にあること
こんな感じだと思います。
ただ少し梱包が面倒だなと感じるところがあったのは事実。
そこで大きいものはメルカリに出すよりも、持ち込みで買い取ってもらえるところに行こうということになりました。
要するにセカンドストアってことですね。
小田原でパッと思い浮かんだのが、「OFF HOUSE」
みなさんもご存じのBOOK OFF、HARD OFFの系列ですね。
ここで持ち込んだのが、子供が階段から落ちないように廊下を塞いでおくベビーゲート、汚れているためメルカリでは出品を諦めたブランド物のネクタイ本ほど、ミドルブランドの古着、帽子4点。
これらで1690円。
んー
納得いかずw
引き取ってもらいましたけどね。
あとでヤギゑさんと話して、メルカリならもっと高く買ってもらえたやろうなと共感。
お互いそういう風に感じてたみたい。
ここで起こっている現象が、シンプルに言うと相当な買い叩き。
価格決定権はこちらにはないので、向こうの言い値で買い取ってもらうかどうかということ。
OFF HOUSEとしては「それで了承してもらえないなら、買い取りませんので結構です」のスタンス。
交渉の余地なし。
「説明書がなかったりすると買取も出来かねます」なんてことも言うので、なんでも買いますスタンスではない。
その点、メルカリでは説明書がなくても必要な人がいれば買い取ってくれる。
結局ベビーゲートは300円での買取。
メルカリなら3000円-4000円程度でした。
そこが悔しいということはないですけど、今後メルカリをより一層利用しようという考えは強くなりました。
ここで言えることは、従来通りのセカンドストアではメルカリには敵わないということです。
しかもメルカリは地域も限定しないわけですから、誰でも使えます。
世の中で必要とされているかどうか
時代に適合しない企業はこれからどんどん淘汰されていくでしょう。
今までもそうでしたが、従来のように品質がいいものを作っていさえすれば売れる時代は とうに終わっているのです。
それが本当に世の中に必要とされているかどうかが大きな分かれ目でしょう。
これはセカンドストアにだけ言えることではありません。
僕が勤めていた証券会社や銀行など、旧態経営している企業は遅かれ早かれ縮小、破綻していく方向にあるでしょう。
お客様の方を向いて、お客様のメリットを真剣に考えて、商品・サービス提案が出来ているか。
社内を向いて、会社に戻ったら上司になんて報告しようか。
そのためにこのお客には「どの商品」の話をしておけば、一番反応が良さそうだな。
このお客の「落としどころ」はここだな。
というように、上司へのご機嫌取りや、怒られないためにとか、自分の成績のために「お客様」に向かっているのが今までの企業形態です。
これからも変わることは少ないでしょう。
もちろん変わりつつあるとは思います。
ただ本当に必要とされる企業やサービスが残るし、
そうでない企業は破綻しないにしろ、規模が縮小することはまぬかれないでしょう。
もし明日、あなたの会社がなくなったらどうしますか?
あなたは一人で生きていけますか?
そんなことを考えるのもたまには必要じゃないですか?
それでは!
いってきます!
ヤギ平