ヤマロク醤油~150年の歴史を味わえる最高の醤油~
おはようございます。
ヤギ平です。
実は先日、11月25日から27日にかけて小豆島の友達の家に遊びに行って参りました。
それはそれは本当にエキサイティングな旅になりました。
今日はその中でもエキサイティングな空間を提供してくれた「ヤマロク醤油」さんについて書いてみます。
画像はヤマロク醤油さんのHPより
小豆島は醤油の島
まず最初にお醤油は小豆島の名産であるということ。
それについては知っている方も多いと思います。
小豆島といえば今ではオリーブが盛んになり、ことあるごとにオリーブを押してくる島です。
小豆島までは神戸や岡山の日生(ひなせ)というところからフェリーに乗っていくんですが、フェリーを降りてすぐに「オリーブ」
車で道を走っていると見えてくるのが「オリーブ畑」
まぁとにかくオリーブなんですよね。
オリーブもおいしいんですけど、忘れちゃいけないのが「醤油」
醤油の生産でみるとトップは千葉県。
続いてが兵庫県になります。
小豆島はもともと江戸時代に塩づくりで栄えた島でした。
そして塩をより産業化させようと、塩を用いて醤油を作り始めたということです。
この塩づくりの歴史があってこその醤油なんですね。
ヤマロク醤油
画像はヤマロク醤油さんのHPより
そして今回の旅で蔵の見学をさせてもらったのが「ヤマロク醤油」さん。
創業は150年くらい。
正確には分かってないみたいですw
現在で5代目。(これも正確には分かってないみたいですw)
創業家は播磨郡(兵庫県)赤穂藩から小豆島にやってきた塩づくりの技術者みたいです。
先ほどもお話したように、その塩を使って醤油づくりに入っていったようですね。
ヤマロク醤油の蔵見学
ヤマロク醤油さんでは実際に醤油を作っていらっしゃる「蔵」の見学ができます。
その中には全部で60を超える数の樽があり、醤油を現役で作っているとこが見れます。
樽の中には100年から150年の歴史を持つものがあり、入った時から歴史の中に足を踏み入れた感じがします。
そして樽の表面にはフワフワした菌が多く付着・生息していて、その菌は樽から壁や柱へ、そして梁(はり)までその足を伸ばしています。
この菌が醤油づくりに欠かせない「発酵」のお手伝いをしてくれるということです。
この蔵に入ったらもう、その菌に囲まれてなんとも言えない感覚を味わうことが出来ます。
ホントに素敵!!
僕も発酵というやつを調べたりしていますが、その過程は本当に気が遠くなるような時間がかかります。
そしてその発酵こそが美味しいものをはぐくんでくれる昔からの知恵なんですね。
発酵と腐敗は違いますよ。
どちらも菌がそうさせます。
簡単に違いをいうと腐敗は「腐ってる」と言われるやつで、嫌な匂いがしますよね。
それに対して発酵は、いい香りがしてうま味も増すってやつですw
例えばパンも発酵、漬物も発酵、そして醤油も発酵です。
要するに人間に都合のいい菌の活動を「発酵」と呼んでるだけでしょう。
でもこの発酵の過程は一朝一夕で出来るものではないので、その発酵させる環境を肌で感じられるというのは本当に贅沢な空間だと思います。
菊醤と鶴醤
そしてこのヤマロク醤油さんで作っているお醤油の名前が「菊醤」と「鶴醤」
絶品です
今回小豆島でお世話になった友達が篠山に遊びに来てくれたときにお土産で頂いたんですけど、それがきっかけで今回の小豆島の旅を決めたほどの美味しさです。
まずは菊醤。
これは丹波の黒豆を原材料にしているようです。
こちらはあっさりとしていますが、しっかりとした旨みがあります。
普段のお料理に向いてる一品ですね。
菊醤 500ml ヤマロク醤油 【きくびしお】【濃口 こいくち醤油】【圧搾 本醸造 しょうゆ 天然醸造】 価格:1,080円 |
そして鶴醤。
うちはこの「鶴醤」にノックアウトされました。
こちらは通常2年かけて作るものを再度仕込みをして4年かけて作るお醤油。
手間がかかってはいますが、口に入れると本当に濃厚なうま味と香りが広がります。
ホームページで見ると「ヤマロク醤油の自信作」とありますが、うなづけます。
うちの家ではこの「鶴醤」をホカホカのごはんにかけて、それだけで食べています。
様々な料理を豊かにしてくれる一品ですね。
鶴醤 500ml ヤマロク醤油 【つるびしお】【再仕込み醤油】【圧搾 本醸造 しょうゆ 天然醸造】 価格:1,080円 |
みなさん是非、一度体験してみて欲しいですね。
今日はここまで。
それではまた。
ヤギ平