くりぐりライフブログ

ヤギ平、ヤギゑによるクリエイトグリーンのブログ。農業とお金の教養を広めるため書いていきます。

子供と過ごす時間をどれだけ犠牲にしますか?

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こんばんは。

ヤギ平です。

 

いきなりのタイトルで自分でも驚きなんです。

普段、あまり考えないことですが、今日はこの話題について考えていきたいと思います。

 

 

 

子供と過ごせる残りの「時間」はどれぐらい?

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実は先日、とんでもない記事を見かけました。

 

NHKで放映された内容みたいなんですが、「親が子供と生涯過ごす時間」について。

 

そこで書かれていたのは、生涯子供と一緒に過ごせる時間は女性(母親)で約7年6か月、男性(父親)で約3年4か月だそうです。

 

愕然です。

その少なさにクリビツテンギョー。

 

子供と過ごす時間、並びに親と過ごせる残りの時間も少ないということでしょう。

 

余談ですが、親と過ごせる時間については、親と住んでいない大人の場合、1年間で親と会うのは平均6日間。

1日あたり親と顔を合わせるのは平均4時間だというのです。

なので1年間に親と会える「時間」は6日間×4時間=24時間。

たったの1日。

つまり親の寿命×1日が親と過ごせる残りの時間だと。

 

あくまで平均の話です。

 

ではその中で僕らはどれだけの時間を無駄にしているんでしょうか。

 

僕が野村證券に勤めていたときに考えたのが、相当な時間を仕事で費やしてしまっているということでした。

 

「古い常識」を捨てよう

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その中でまず疑問に思ったことが3つあります。

それが「古い常識」です。

 

  1. この会社で一生、生きていく
  2. 副業はしてはいけない
  3. 最低でも3年は我慢しろ

それではひとつずつ、考えていきたいと思います。

 

1.この会社で一生、生きていく

これはよく上司に言われた言葉です。

ただあまり尊敬しない上司が言っていたものです。

僕が尊敬する上司はこういうことはほとんど言いませんでした。

 

「この会社で生きていくんだったら、そんなやり方では残れない」

なんてことを普通に言います。

 

逆に、会社が未来永劫存続するかも分からないし、残業代はカット、給料も上がらない、年金も引き下げされるかもしれない。

そんな状況にあるのに、「古い常識」を振りかざしても時代錯誤です。

 

2.副業はしてはいけない

なんで??

 

これに至っては理由が一切理解出来ません。

今の時代の流れは確実に副業解禁に舵を切っています。

サイボウズなどはその代表企業。

 

それなのに、優秀な人材や技術が流出してしまうとか、本業でのパフォーマンスが落ちるとか言うんですね。

本当にそう思って副業を阻止したいなら給料を上げるしかないですよ。

だって給料は改善してないんですから。

 

企業の大型買収や倒産によっていつ会社が無くなるか分からない、年収の増加も見込めない。

そしてそれが分かっている人たちが副業をしてるんです。

上司や会社の知らないところで。

 

いくら社則などでしばったところで阻止することは出来ないでしょう。

 

3.最低でも3年は我慢しろ

なぜ??

 

若いうちにストレスを抱えてうつ病になってしまったらどうしますか?

それこそ人生の無駄遣いだと思います。

 

もちろん3年我慢して、社会というものを経験すれば今後のキャリアにもつながるんでしょう。

ただそれが出来ないほどのストレスとはどう付き合うんですかね。

 

そして「最近の若い者は我慢が足りない」って言うんです。

それで片づけるんです。

 

そういう上司って多いですよ。

つぶれたらお終い。

 

例えば部下がうつ病になった。

それが原因で退職した。

 

「あいつは自己管理出来なかったんだな。かわいそうに。」

 

それ以上のことは何もしてくれないですよ。

 

だから自分が潰れるぐらいなら辞めればいい。

 

社会を経験することは大切だと思うので、僕の中では「3年間続けられることを続ければいい」と思います。

社会に出たときは社会人0歳なので、赤ちゃんです。

無理せず、出来ることを続けてください。

会社の力を借りて偉くなったと勘違いしているアホなオトナにつぶされてほしくないです。

 

雇用者と被雇用者の情報格差はもう無い

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世の中は言わずもがな、インターネットが大きな革新をもたらしています。

 

インターネットの普及以前には雇用者、つまりは事業主やお金を持った人たちに情報が集中するのが常でした。

被雇用者としては情報が限られたネットワークの中でしか入手出来ないので、お金の面においても情報の面においても雇用者の方が優位に立てていました。

 

それがインターネットの普及によって、自分が勤めている会社がブラックなのかどうか、会社の給料がどのような水準なのかがガラスのように透けて見えるようになりました。

 

 

だからこそ今の時代はそれに気づき、行動するかどうかだけが分岐点になっているように思います。

 

その行動は小さくてもいいです。

インターネットにアクセスするところから始めて、最終的に自分が取るべき行動を取捨選択すればいいんです。

 

賃金を抑えているそこの経営者のあなた。

おちおちしていると従業員、みんないなくなりますよ。

もし自分のことしか考えていないのなら、近い将来必ずやってくる現実でしょう。

 

収入源をひとつにすることはない

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これも「古い常識」でしょう。

収入源はひとつに絞る必要などありません。

 

ひとつの会社に全精力を注ぎ込む必要なんてないです。

それよりも自分や家族のために、収入源をほかにも確保できることの方がよっぽど精神的にも安定した生活が出来ます。

 

だからこそ副業をしたり、自分のスキルを高める自己研鑽に励むべきだと思います。

 

リーダー、経営者の方へ

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最後になりますが、部下や従業員を持つリーダー、経営者の方々へ。

 

この記事で書いたことが全く理解出来ないのなら危険信号だと思います。

すぐさまに頭の中をアップデートしてください。

 

難しい表現を使ってしまいましたw

今の時代ってやつを勉強し直してください。

そしてそれはこれからの部下指導や、経営判断にも有効になると思われます。

 

そういう人の中にこそあなた方が望む優秀な人材は隠れています。

そしてそういう人材は今も着々と別の会社や仕事を探しているでしょう。

 

いつでも若い世代は、その時代に合った生き方をしているものです。

そうでなければこんなに人類史が永く続くわけもないのですから。

 

今日はここまで。

おやすみなさい。

 

ヤギ平