来年から始まる積み立てNISAとは?普通のNISAとどう違うの?
こんばんは。
プライマリープライベートバンカーのヤギ平です。
は?
なに?
プライマリープライベートバンカー??
一種の資格です。
資産の保全、次世代への資産の承継、不動産、税金などなど。
そういった資産管理のアドバイスをするための資格です。
昨年末に取得しました。
少し小出しにしてみただけですw
話は前回に引き続きNISA。
今日、話題にあげるのは「積み立てNISA」
ん?
前のNISAとは違うの??
積み立てNISAってなんぞや?
積み立てNISAって明確に言うと前回ご紹介したNISAとは違います。
実は積み立てNISAを使うか、通常のNISAを使うかっていうのが選択出来るようになってます。
そしてこの積み立てNISAは来年、2018年1月から使えるようになるのです。
積み立てNISAの概要
ふむふむ。
どっちのNISAを使うかってのは選べるのか。
それは分かったけど、
積み立てNISAって実際、どういうもんなの??
通常のNISAについては前回お話しているのでそちらを参照してください。
それではここからは積み立てNISAについて。
まずは概要については下にまとめてあります。
出典:野村證券
前出のNISAとの違いについて。
- 非課税投資額の上限は年間40万円
- 非課税保有期間はなんと20年
- 投資方法としては定期的に、しかも継続して買付していく
こんなかんじでしょうか。
順を追って説明していきます。
まず積み立てNISAの投資額上限は40万円なので、通常NISAの120万円に比べると少なくなってます。
これってどうなの?
メリットが小さくなってるやん!
との声もありますが、
もう一つの違いが重要です。
それは非課税保有期間が20年ということ。
20年間の間はどれだけ利益が出ても非課税ということです。
つまりこれからの新入社員のヤギや、結婚したヤギ家族、子ヤギ育て世代に向いてます。
そして40万円という投資上限額もミソです。
何故なら「積み立てNISA」の名前通り、「積み立て」投資が基本になるからです。
積み立て投資の良さは改めて記事にしたいと思いますので、楽しみにしていてください。
付け加えると年間120万円も投資をする余力が若いヤギ世代にはないです。
ある方は素晴らしいと思いますので、その生活をより良くしていってください!!
ここでこの投資上限額40万円ということを考えていきます。
毎月同じ金額を積み立て投資していくとしたときに40万円であれば、
40万円÷12か月=約3万3333円
今の毎月の生活収支で考えたときに毎月3万円ほどの積み立てをしていくことは可能ですか?
日々の食費、電気代、光熱費、家賃などなどがある中で、積み立て投資をする余裕があるかどうか。
更に言うと3万円以上積み立てることは可能ですか?
要するに投資額上限の40万円というのは、毎月3万円以内の積み立て投資には非常に妥当な金額だと言えます。
あくまで上限なので、毎月3万円じゃなくていいんです。
2万円でもいいし、1万円でも、5000円でもいい。
行く意味がないなと感じる会社の飲み会を一度断れば十分捻出出来る金額です。
それでも強引に誘ってくるようなら「お金ないのでおごってくれますか?」って言えば、今後誘われなくなって気分よく生活できるようにもなりますw
それも捻出出来ないなら資産運用を考えるまえに自己管理から考えた方がいいです。
そしてこの40万円は20年間掛ければ、2倍や3倍になってもおかしくありません。
投資額40万円×20年=800万円
2倍なら1600万円、3倍なら2400万円
大きいですよね。
毎月1万円でも20年なら240万円で、2倍なら480万円。
NISAとの使い分けはどうしたらいい??
この答えは人それぞれw
強いて言うなら
- 投資について詳しくないヤギ
- 40代、50代ぐらいまでのヤギ(積み立ての時間を掛けられるヤギ)
- 運用したいけどそこまで資金がないヤギ
以上で示したようなヤギさんは「積み立てNISA」の方がおススメです。
今日も読んで頂き、ありがとうございます。
今度は積み立て投資自体についてお話したいと思います。
それでは。
おやすみなさい。
ヤギ平